ブログ2026.09.23
「床がブカブカするのですが、シロアリでしょうか?」
このようなご相談をいただくことがあります。
歩くと少し沈んだり、以前より床が柔らかく感じたりすると、「もしかしてシロアリ?」と不安になりますよね。
実際にシロアリが原因の場合もありますが、床の傷みにはほかにもさまざまな原因があります。
床がブカブカする原因はシロアリだけではありません
住宅の年代や床のつくりによっては、根太の上にフローリングを直接張っている床もあります。
長年の湿気や経年劣化によって床材が弱くなり、歩くと沈むようになることがあります。
また、洗面所や浴室の出入口では、濡れた足や浴室清掃時の水などが長年繰り返し入ることで、床や下地が傷んでいる場合もあります。
実際に確認してみると、以前の洗濯機の排水漏れが原因だった、というケースもあります。
一方で、床下を確認するとシロアリの蟻道や木部の食害が見つかることもあります。
【写真:床下で確認された蟻道】

そのため、床がブカブカしているだけでは、原因がシロアリなのか、湿気や水による傷みなのかを判断できないことがあります。
思わぬところでシロアリが見つかることもあります
床の違和感をきっかけに調査をすると、床下だけでなく、家具の裏や柱まわりなど、普段見えない場所に被害が広がっていることもあります。
長期間動かしていなかった家具や段ボールを移動したことで、初めてシロアリ被害に気付くケースもあります。
【写真:家具の裏で見つかったシロアリ被害】

【写真:家具を移動した後に確認されたシロアリによる木部被害】

普段見えない場所ほど、被害に気付きにくいことがあります。
原因によって、床の直し方も変わります
既存の床や下地の状態が良ければ、その上から新しいフローリングを張る「上貼り」ができる場合があります。
一方、下地まで傷んでいる場合や、水漏れ・腐朽・シロアリ被害がある場合は、既存の床を剥がして、傷んだ部分を補修してから施工します。
上貼りは工事を抑えられることもありますが、その分だけ床が高くなります。
隣の部屋との間に段差ができないか、ドアがきちんと開くか、つまずきやすくならないかなど、工事後の暮らしやすさも大切です。
できるだけ段差を作らず安心して歩けるようにすること、工事費用を抑えることなど、お客様が何を優先されるかも伺いながら施工方法を考えます。
シロアリだけでなく、建物全体を見て考えます
有邦開発は、1974年の創業以来、鹿児島でシロアリの調査・予防・駆除に携わってきました。
同時に、住宅の新築やリフォームも行っている建築会社です。
そのため、シロアリの有無だけを見るのではなく、床の構造や下地、水まわり、建具との取り合いなど、建物全体の状態を確認したうえで原因を考えます。
シロアリ被害があれば、駆除から床・土台などの補修まで。
シロアリが原因でなければ、その原因に合わせた床の補修やリフォームをご提案します。
「床がブカブカするけれど原因が分からない」
「シロアリかもしれないので、一度見てほしい」
そんな段階からご相談いただけます。